「マンボヤ」フラワーエッセンスのディルク・アルブボットさんがピアニストのぺテル・バンチネさんと花と音楽のヒーリング力を合わせるプロジェクトをスタートしました。クラウドファンディングなので、誰でも参加できて、この素敵なプロジェクトを支えられます。詳細はコチラ(英語のみ)
【フラワー&リスニング】
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フランスの耳鼻咽喉科医のトマティス氏によると、「耳は皮膚の延長ではない。皮膚こそが耳が特化した部分である」そうです。
彼が言っていることはもっともです。
科学者の発見によると、耳の内側にある「蝸牛(かぎゅう)」と呼ばれる、聞くことを可能にしている特別な細胞の働きは、皮膚で感触や振動をとらえたりする能力と非常によく似ているそうです。
トレーニングをすれば、誰でもカラダ全体で「聞く」ことができるようになります。それが、クライアントが助けを求めて来た際に私が行なっていることです。[inline:new_picture_5.jpg]実際は、それ以上のことをしています。音楽には脳への特別な効果があり、トラウマや苦い記憶や恐れが蓄積される「扁桃体」のスイッチをオフにします。「扁桃体」の仕事は、私たちが危険を避けるように促すことです。しかしながら、私たちがチャレンジに遭遇した時や、真に望むことを達成するためには、何らかの行動を起こす必要があります。扁桃体はプロテクションの手[inline:new_picture_1.jpg]段として存在しますが、時には解決すべき問題そのものを守ってしまうことがあります。そうすると、痛みをともなう問題に直面することを避けてしまうことがあります。音楽は扁桃体をリラックスさせて、痛みに対処することを助けてくれます。
花のもつ原型としての言語は、癒しのプロセスをサポートしてくれます。1990年代に私が妊娠した女性たちを対象に花が及ぼす影響について調査をしていた時、ザクロが彼女たちの夢に出てきたり、イメージとして浮かぶことがよくあり、その出来事に驚きました。母になった芸術家の女性が、感謝のしるしとしてザクロの絵を描いて私にプレゼントしてくれたことさえありました。これは偶然ではありません。後に、ザクロがギリシャの女神アフロディーテを象徴する果実だと知りました。ある友人がヨルダンから帰国した際に、現地の少女たちが占いにザクロを使っていることを話してくれました。彼女たちはザクロの実を地面に投げて、こぼれ落ちた種の数から将来自分たちが出産する子供の数を占うとのことでした。ですから、科学者たちがザクロにエストロゲン(女性ホルモン)のような物質が含まれることを発見したことも不思議ではありません。人々は、直観で花のもつ性質についてわかっているのです。このことから、ザクロのもつ特徴の一つは、インスピレーションをもたらすことであり、内なる女性に触れることを助けてくれます。もう一つは、内なる男性を象徴するヒマワリです。
ザクロとヒマワリとともに、このアルバムに収録されている原型を象徴する植物や花は以下の通りです。
ペア(洋ナシ)― 母
ブーゲンビリア ― 詩人
ヒマワリ ― 男性
ザクロ ― 女性
チェリー ― 恋人
タッチ・ミー・ノット(ツリフネソウ) ― 無邪気
ホワイト・ヤロー ― ヒーロー
ファイアーウィード ― ヒーラー
ボリジ(ルリジサ) ― 嘆く人
パイナップル・ウイード(コシカギク) ― 生徒
※一曲のサンプルをお聴きいただけますので、是非ご覧下さいませ。