無数の香りを放つ家
古代エジプトにはフェニックスという不死鳥についての伝説がありました。この鳥は500年ごとにミルラ、シナモン、ナルドの巣の中で燃え尽き、この香り高き熱から飛び立ちます。より強く、より新しく、より若くなるために。ミルラ、シナモン、ナルド・・・それだけでなくタイム、ラベンダー、カモミール、クリーピングタイム、ユーカリ、ローズマリー、レモン・バーム、ミント、ジュニパー、マツ・・・あなたがどんなに一生懸命試してみても、嗅覚受容体を刺激する成分の香り全てを認識することはできません。あなたは無数の香りが漂う家を歩いているのです。・・・それが神話上のフェニックスと私たちが類似しているところでしょうか。それは偶然ではありません。活力、健康そして美、ここにおいてもそれらは最も重要なことなのです。
カレル・ハーデック氏は1980年代半ばにドイツのミュンヘン近くにあるタウフキルヘンで生産を始めました。そしてしばらくして彼の会社は、ヨーロッパにおいて、アロマセラピー化粧品の研究所と生産に関わる最も重要な会社の一つとなりました。ハーデックの製品はすぐに、化粧品の過剰供給の状態にあるヨーロッパ市場においてでさえも、自らの場を築いたという事実からも、その製品の品質の良さは裏付けられたのです。
冷戦時代の「鉄のカーテン」が崩壊した後に、チェコスロヴァキアにおいてもハーデック社の製品が初めて登場しました。その当時ハーデック社の製品は斬新でより高品質な化粧品を象徴したため、特に関心を示して歓迎されました。しかし、こういった商品の生産には非常に多大な時間が必要とされるため、価格が問題でした。もし仮にドイツの研究技師の時間給をそのまま反映させた価格にしたならば、それはチェコの消費者にとって2~3倍高くなってしまうでしょう。
[inline:250px-usti_nad_labem.jpg]1990年に、これらの化粧品をチェコスロヴァキアで直接製造することを決意しました。ドイツで先に行っていた化粧品事業(アロマセラピーオイル化粧品)をウースチー・ナド・ラベムにおいて開始しました。すると、実質的にドイツよりも賃金コストが低いために、この時のチェコ市場における価格は消費者にとってドイツの時よりもはるかに好ましい価格を提供することができたのです。会社はオリジナルのシステムを続け、そのシステムがドイツにおいても役に立つと判明しました。「化粧品は注文を受けて製造する」、これによって、数日の予測に基づいた全製造工程を組織化することを可能にし、そうすることで顧客ははるかに柔軟に新鮮な製品を手に入れることができるのです。
さらに、この化粧品事業にはもう一つの特質があります。通常の商業ネットワークで流通されるのではなく、美容サロン、スパ、マッサージ、リハビリテーションセンターといった専門家の手に直接渡ります。ハーデック社の製品の購入者のうち、5000以上もの関連専門職のところで使われていて、アロマセラピー・カレル・ハーデックと連携してサービスが提供されています。
チェコ共和国での長年の経験を経て、会社は市場での強いポジションを獲得しただけではなく、何千もの顧客の心を満たしてきました。
この成功の秘訣について知りたいですか?「もしあなたが成功を収めたいと願うならば、他人と同じことをして、それをまた違った方法でさらに良くやりなさい」、ですね。
※ 2016年5月13日~30日に来日するヤルカ・ヴォマーチゥコヴァーさん(チェコのスピリチュアル健康医学セラピスト&ハーブエッセンス代替療法士)が、来日中にカレル・ハーデックのエッセンシャルオイルを使用したワークショップを開催します。
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