Telč テルチュ
モラヴィアの公爵オット第二世は、ボヘミアの公爵ブジェチスラヴを1099年にやぶって、
テルチュを設立したと言うのが記録に残っています。
1530年の大火事で、中心地建物のほとんどが焼けてしまいましたが、
復興にあたった時の領主ザハリアーシュは、広場に面するすべての家の高さをそろえ、
ルネサンス様式もしくは、初期バロック様式にするようにと義務付けました。
それに答えた市民たちが競って家を飾りつけたため、美しいメルヘンチックな街並みができたのです。
そして、1992年にこの街並は世界遺産に登録されました。
ちなみに、第二次世界大戦終了まではドイツ語圏の飛地でした。