アクシス・ムンディで取扱い中のマンボヤ・フラワーエッセンスは
超有名セラピストであるディルクさんのオリジナルブランドです。
その制作者のディルクさんはヨーロッパのフラワーエッセンス界ではレジェンド!
そんなディルクさんに
「日本の様子を読み取って、月一で日本の皆さんにお勧めのエッセンスを教えて!」
とお願いして始まりましたこの企画。きっと皆さんのお役に立つこと間違いなし!
ディルクさんの優しくてユーモラスな人柄が感じられるお話とおすすめのフラワーエッセンスをご紹介します。
このブログを読んで自分にしっくりくると思った方は、
是非、マンボヤのフラワーエッセンスを使ってみてくださいませ。
本当の世界の支配者は一体誰?
人間は自分たちを中心に物事を解釈しようとする傾向があります。
まるで地球を人間に従わせようとするかのように。他の視点は?他の視点からはどうなのでしょう?
私は植物の視点からこの記事を書いてみました。植物の物語は人間の歴史などよりも遥か古くから存在し、
私たちは骨の発掘に基づいて恐竜に関する知識を得ていますが、
植物は恐竜がこの地球を歩き回っていた時には既に存在していました。
植物は地球も征服できるような独特な知性を持っています。
人類よりも遥かに少ない努力で、人類ならばかなり後でなければ成功しないような進化を遂げてきたのです。
過去、植物は花を咲かせたりはしませんでした。
いったい何がそのエウレカの引き金になったのかは言えませんが、
葉が花へと遂げた変貌とその魅力的な色彩は、全く異なる生き物同士がお互いの利益を
生み出すのを可能にしたのです。開花植物は昆虫を引き付けるためにその色彩を利用し、
昆虫によって受粉を可能にするという種を超えた協力体制を作り出しました。
羽を持つ受粉ヘルパーは、美しく色づいたパートナーから蜜という恵みを受け取る代わりに、
受粉のために働くという契約を結んだのです。
そしてこれは、この知的な協力関係の始まりにすぎません。
多くの種の昆虫たちがこの団体交渉から零れ落ちていたので、美しく色づく契約者たちは
型破りな方法でこの契約をクリアしました。一部の植物たちは開花の時間を昼から夜に変更し、
夜間に花を咲かせ始めたのです。そのお陰で蛾は失業にさよならできたのです。
次には創意工夫の扉が開かれました。クリエイティブで高品質な花をデザインし、
見た目も匂いもミツバチと区別できない花を咲かせました。花を束にして擬態し、
その花の形を見て仲間が蜜を集めていると勘違いしたミツバチがどんどんやってきます。
その結果、ミツバチたちが勝手に花粉の運び屋になるのです。その試みが成功すると、
花は束になるのを止めてばらけるのです。
ヤドリギは昆虫よりも魅力的な種に目を付けました。鳥です。
高い所に実を結んで、実を美味しく種を消化しづらくして、さらに種は分解されにくい粘液に
包みました。実を鳥に食べられても、種子は消化されないまま遠くに運ばれるように
種子を取り巻く粘着質の粘液をとても消化しづらいものにするという革新的な技術です。
このべたべたとした不快なヤドリギの種を取るのに鳥たちはその小さなお尻を
小枝にこすりつけて取るより他に無く、そのお陰でヤドリギは風通しの良い所で発芽でき、
寄生虫に邪魔されないところで成長できるため、
「鳥さん、私を食べてくれて本当にどうもありがとう。」という訳です。
リスたちには大好きなクリスピーなナッツがたんまりとご馳走されます。
ヘーゼルナッツやその仲間たちは、彼らの赤茶色の召使いの記憶力に少々難ありである
と十分に気づけるだけの賢さがあります。このあわてんぼうの召使いはあまりにも
頻繁に自分の収穫を埋めては忘れたままにしてしまうので、ナッツたちは苦労せずに
土に埋められ冬を越し春に発芽するのです。そんな召使いたちですが、行動範囲は広くありません。
もっと遠くへ冒険したい種は新技術を開発しなければなりません。
細かいイガを纏った種はこの冒険に大成功しました。彼らはオオカミやイノシシ、
その他の動物たちにひょいとくっつき、いとも簡単に長距離を移動しました。
空気力学の利用はタンポポや柳といった植物によって発見されました。
彼らは綿毛に自分の種をセットして、利用可能な輸送手段に風も加えたのです。
植物は人間も利用しようとした際に最大の進化を遂げました。
昆虫や小さな生き物、野生動物 ― それらはどれも素晴らしい運び屋でしたが、
ジャンプするように進化を遂げるには限界がありました。
新たな運び屋としての賢明な選択は人類でした。人間は本当に様々な苦難に耐えます。
いくつかの美味しい穀物を与えれば、ハンターかコレクターのように命を懸けて新しい種を求めて海を渡り、
かと思えば栄養ある植物を育てようとかいがいしく世話をします。
穀類が人間の支配者となりました。高い収穫を得ようと、発育に邪魔なものは取り除き、
羊や鹿、ネズミのような泥棒や強盗からも守ってくれます。
今日では害虫を防ぐために業界全体が取り組んでいますが、
これを見て植物が人間を上手く飼いならしていないという人はいるのでしょうか?
緑の支配者の中には定住者もいれば、心の赴くままに楽しむものもいれば、放浪に駆られるものもいます。
ですがそれだけでなく人間のニーズを満たしてもくれます。
大きな木は旅行が好きな種子や植物とそれを運びたい人間のために、
それらを運ぶ車の一部として人間に木を提供します。植物はほとんどすべての土地を手に入れました。
ジャガイモやヒマワリ、トウモロコシなどは上手く世界中を旅して、新たな土地に入植しました。
もし今日の植物界に「最大の成功は?」と尋ねたら「コロンブスと一緒に行ってやったことかな?」
と言うかも知れません。ダイムラー、ベンツ、フォードもコロンブスと同じかも知れません。
植物に喜んで利用させようじゃありませんか。ダイムラーもベンツもフォードも遠く離れたデンマークから
小さな小さな種子が高速道路に乗って、数時間でミュンヘン―ザルツブルグの
南数百マイルの間に飛びだすのを手伝ってくれるでしょう。
植物の成功物語には終わりが見えません。現在植物は遠くの星へと旅立つ準備をしています。
無数のエンジニアたちが火星の生物圏の建築物についてのシナリオを計画しています。
植物たちは知っています。「私たち抜きに事は進まない。」
植物たちはまたしても自分たち以外の者を働かせて、快適な環境に身を置きながら準備ができたら
サッとチャンスをモノにするのです。一か八か!
ディルクから日本の皆さんへ
7月のおすすめエッセンス
物言わぬ植物ですが、多くの点で非常に私たちよりも優れているのですから、
彼らの知性をリスペクトし、助けてもらわない手はありません!
私のフラワーエッセンスはそんな知的生命体である植物の行動や知性を研究して、
人間に力を貸してくれるように作り出したエッセンスなのです。
ここではコロナウイルスによって急激に変化した環境に対抗するために、
今の日本の皆さんにお勧めのマンボヤのフラワーエッセンスをご紹介します。
私はアクシス・ムンディのスタッフからも聞きました。
日本では外出の自粛や先行きの見えない状況に「コロナ鬱」という言葉もできたそうですね。
沈んでゆく気持ちは厄介なものです。そんな時は積極的にインターネットなどを通じて
外部の人と意見交換をするのも良いでしょうが、マンボヤのフラワーエッセンスにも
そんな(このまま沈み込んで溺れてしまいそう・・・)という気持ちを
優しく救い上げてくれるエッセンスがあります。
ヤナギソウ(女性ヒーラー)
炎のように燃え上がってしまったどのような種類の痛みや感情にも使用してください。
ヤナギソウは天然の応急処置キットです。ヤナギソウは焼野原を癒すためにやってきます。
ヤナギソウの種が遠い遠い距離を超えるために携えているアンブレラは、
まるで災害地を割り出す磁石を内蔵しているかのようです。
第二次世界大戦後のドイツ人は爆撃を受け廃墟と化した町に根を下ろしたのがヤナギソウだったため、
「破滅の地に咲く花」と呼びました。アメリカでは火の草と呼ばれています。
ヤナギソウの最も素晴らしい所は、呼ばれずとも必要な所に現れて助けの手を差し伸べてくれる
という点で、覆われて内側にあるものを癒します。後からやってくる植物が根付けるように
先駆けて土壌を整えてくれるのです。効果として、表層にある傷が癒されても傷つき壊れた内側が
疼き続けているのは本当に治ったとは言えません。表面的には傷が治ったように見えても、
傷は私たちの無意識の中で痛み続け、いわゆる心的外傷後ストレスを引き起こす可能性があります。
トラウマからの解放には、その内側で傷み続ける傷の手当てをしなければなりません。
アンブルウィローローズ(ヒーラー)
ヤナギソウの仲間であるアンブル・ウィローローズも同様の治癒効果を大得意としています。
小川や川の近くに生育しており、洪水などどこへやらといった具合です。
ヤナギソウが救いようが無く、燃えるような痛みに圧倒されるような経験を癒すとすれば、
アンブル・ウィローローズは溺れて深く沈み込んでいってしまいそうな時にあなたを助けてくれます。
アンブル・ウィローローズの種も空を飛びますが、ここが特別な所です。その種は泳げるのです。
私の経験から、ヤナギソウは大人に効果的が高くアンブル・ウィローハーブは子供に効果的なようです。
ですが、これはあくまで参考です。
何故ならトラウマを抱えたインナーチャイルドによって苦しんでいる大人もいるのです。
フラワーエッセンスの使い方は簡単です。
そのままを舌下に垂らしても、飲み物に入れても良いでしょう。
ボディソープやボディローションと混ぜて使っても良いでしょう。
あなたが(ああ、このまま深く沈んでしまいそう・・・)という時、
アンブル・ウィローローズがやってきて、あなたの心に小さな花を咲かせてくれるでしょう。
ディルク・アルブロット