おはようございます。
今月もマンボヤディレクターのディルクさんから
とっても素敵なお勧めのフラワーエッセンスが届きました。
ディルクさんのコラムは科学とスピリチュアルのハイブリッドでとても勉強になります。
今回のエッセンスにまつわるお話は本当にためになるので、
フラワーエッセンスにご興味が無くても絶対に読んでいただきたい内容です。
(何があってもきっと大丈夫!)
と自分に言い聞かせつつも誰しも悲しみに打ちのめされそうな時があるのではないでしょうか?
このエッセンスは一家に一本、救急セットの中の心の傷薬として備えて良いと思います。
大人になればなるほど、自分の感情を正直に表現しにくくなりますね。
それは当たり前のこと。
でも、無理し過ぎはいけません。
そんなちゃんとした大人のあなたにも秘密の心のお薬として常備されては如何でしょうか?
それでは本題のディルクさんのコラムをお送りします!
絶対に読んでくれ!(←どうしても読んで欲しい。笑)
正しい涙の流し方 ― 悲しんでいる人の教師:ルリジサ
涙は様々な理由で流れてきます。涙にはさまざまな種類があります。鋭く冷たい風が吹いて流れる涙、
台所でタマネギを切っている間に出る涙、そして悲しい時にこぼれる涙。
涙が出る理由によって涙に含まれる成分はちがいます。悲しみから流す涙には
メッセンジャーペプチドという体内での情報伝達をするホルモンが含まれていますが、
タマネギを切っていて出る涙にそのホルモンは含まれていません。タマネギを切っていて出る涙は
目の刺激を和らげるために分泌されます。タマネギを切っている時に出てくる涙に感情的な側面は
ありません。・・・タマネギに余程辛く悲しい思い出があるのなら別ですが・・・。
感情と共に流される涙には緊張を和らげる働きがあるのです。
例えば涙に含まれるホルモンのアドレナリンですが、アドレナリンは通常、何らかの危機的状況に対する
反応的行動を起こすのに役立ちます。それは私たちのストレスに対処することを
サポートしているホルモンです。
喧嘩や口論をしている時を思い出してみてください。
興奮により心臓が血液と酸素を送り出すことにより、筋肉がそのパワー利用して自分自身を守ったり
危険から逃げたり出来るのですが、その反応を司るのがアドレナリンです。そのような状況では必要なので
アドレナリンが分泌される訳ですが、攻撃的であり続けるのは良いことではないでしょう。
しかし、ストレスが愛する人を失った時の反応として現れた場合はどうでしょうか?
攻撃する対象も自分を守れるようなものもなく、大切な誰かが自分の人生から去ってしまった
という事実からは逃れられません。しかし、アドレナリンは分泌されます。
そして、受けた衝撃が大きければ大きいほど、アドレナリンの分泌は長く続くのです。
アメリカの心理学者ホームズ&ラヘによって開発されたストレススケールによると、
子供を失った時をストレススケールの最高値の100としています。
愛する子供を失うこと、それは私たちが想像しうる最も過酷な運命の悲劇ではないでしょうか?
子供を亡くした経験を持つ親たちと働いていたドイツの助産師ハンナ・ロートロップは、
子供を亡くしたというショック状態は最低でも一年間は続くことに気が付きました。
彼らは時間だけが全ての傷を癒してくれると言います ― 見えない傷を。
例えば『赤ちゃんを連れたカップルに公園で出会った』というような何気ない日常風景に
古い感情が湧き起こされ、何が起きたのかを思い出させる引き金となるのです。
そうしたことでアドレナリンが分泌されると、彼らは再び、無力感、怒り、罪悪感に苛まれ、
精神的に打ちのめされてしまうのです。
アドレナリンの分泌に任せて暴力的になったり現実逃避をするのは、
問題をさらに複雑に悲劇的にするだけで夫婦の関係を破壊してしまいます。
マンボヤ12月のおすすめエッセンス
正しい涙の流し方 ― 悲しんでいる人の教師:ルリジサ その2
に続きます。