Mikulov ミクロフ
Mikulovミクロフ村はワインと民族音楽をイメージします。
ラブコメディー映画Bobuleボブレの中心舞台となった場所です。
<村概略>
南モラビア県ブジェツラフ郡に属する同村は、ドイツ語でニコルスブルク(Nikolsburg)と呼ばれ、1866年に起こった普墺戦争の際、暫定的な講和条約ニコルスブルク仮条約がこの地で結ばれました。
かつてこの地に大規模なユダヤ人コミュニティがありました。しかし第二次世界大戦中のナチスによる迫害で壊滅的な打撃を受けました。またドイツ系住民も多く居住していましたが、第二次世界大戦後の非人道的ベネシュ宣言によりドイツ系住民が追放されました。
<主な見所>
◎Svatý kopeček u Mikulova聖なる丘
現在村のシンボル的存在と成っている高さ636㍍の丘に建てられたkaplí Sv. Šebestiána 聖シェベスティアーン教会は、ペスト克服を祈願し1626年から1630年に架け建設されました。またその横の鐘楼は1631年完成です。
登山道にはマリア様の銅像が飾られている所もありました。何よりも、この丘からの眺めは絶景です。言葉に言い尽くせない感動が有ります。是非、ご登頂ください。
◎Kozí hrádekヤギの要塞
現在は展望台として活躍するKozí hrádekヤギの要塞は15世紀に村を守る櫓として建設されました。
ここからの眺めも素晴らしいです。
◎Zámek Mikulovミクロフ城
13世紀に最初の建物が建設されます。その後数度の増改築を経て、1719年の大火災後バロック様式建築物に建て替えられ現在の姿となりました。
同城は1866年に起こった普墺戦争の際、暫定的な講和条約ニコルスブルク仮条約が結ばれた歴史的城です。またナポレオンも同城を占拠した歴史が有ります。
◎dům U Rytířů騎士側の館
1561年に建設されたルネッサンス様式建築物と成です。19世紀に3階部分が増築され現在の姿と成りました。
◎Ditrichštejnská hrobkaディトリフシュテイン墓
墓と云うより教会といったイメージですが、16世紀から19世紀までこの地を治めていたディトフシュテイン家代々の墓です。
レドニツェヴァルティツェ地域、ミクロフとパーラヴァ↓