お待たせしました。マンボヤの6月のおすすめエッセンスです。
私はこのディルクさんのお勧めのエッセンスを読むのが大好きです。
いつも何かを発見させてくれます。
帰る場所があるというのは重要ですね。
漠然と思っていましたが、このディルクさんのお話を読んで、とても腑に落ちました。
あなたがもし、私には守ってくれる存在が無いと思うのなら、
是非、このエッセンスを使ってください。
帰るべき場所、心の家のエッセンス ライム
ライムは、私たちの祖先に神聖な木と考えられていました。
チュートンは、愛と幸福を司る女神フレイヤにライムを捧げました。ヨーロッパの多くの場所で
ライムの木は、祭りが開催される村の広場の中心とされていました。
これはこのライムというフラワーエッセンスを理解する鍵です。
ライムのエッセンスは、ある一定の、家庭という言葉が意味する感覚、自分自身の軸にいる、
安心できる場所に居るという感覚を広い意味で私たちにもたらします。
ここに居れば安全だという感覚です。
家庭は、すべての高等な生き物に基本的な役割があり、原始的な現象です。
猫は犬よりその住処に居つくと考えられていますが、慣れたキャリーケースで
飼い主の旅行に連れていかれる事をとても快適に感じているのです。
そして、鶏に至っては夕方になると自ら自分の小屋に戻ります。
これは、人間にとってもとても自然な事です。家とは安全な場所であり、私たちがリラックスできる場所、
そして私たちに危険な事が何も起こらない場所として自分の内側に定義されています。
それは小屋か別荘かは関係ありません。この気持ちが重要です。
この家と定義される場所に戻るだけでそのような安心感が引き起こされない人は、
家や家庭に憧れを持ちます。ストレスが最も大きい時、私たちが望むのは家にいることだけです。
これは、不安になったり、いじめられている小さな子供だけでなく、前線で戦う兵士にも当てはまります。
人は何かがあれば(もう十分だ、家に帰りたい。)と思うのです。
それはマヨルカ島よりも良いどころか、それを遥かに上回るのです。
しかし、そのような場所が存在しない場合はどうなるのでしょうか?
津波やハリケーンに家を襲われた場合や、あなたの家が本当の地獄であり、
両親が常に酔っ払っていたり、親が悪魔となってしまっていたらどうでしょう?
家が安全な場所以外のものであったらどうなるのでしょうか?
自らの存在の元となる中心が欠落してしまうのです。基本的な安心感が欠けてしまいます。
人間関係、愛情といった『人生を生きるに値するもの』とする人生に対する基礎
となる熱意が育まれないのです。 このため、ライムは、踏ん張りの利かない、人を虚無にしてしまった、
全てのトラウマを克服する上での特別なヘルパーエッセンスに適しています。
時折、私たちは暴力に訴えてしまうことがあります。
そのような暴力的な行為に対するトラウマを癒すフラワーエッセンスとしてウィローハーブなど、
暴力に対するトラウマの処方になるフラワーエッセンスがありますが、
本来ならば安全であるべき場世から受けた暴力や、または私たちを守るべき人々から暴力を受けると、
肉体的、精神的に関わらずその経験は良いとされるもの全てに対する概念を根底から覆し、
この世界は良いものであるという信念を破壊してしまうのです。
愛と幸福の女神の訪問とは、どれほど素晴らしく人々が望んでいることでしょう!
愛と幸福の女神に捧げられ、そのシンボルであるライムのエセンスを数滴、使ってみてください。
ライムのエッセンスは私たちに心に深く根差すべき、安心と保護を取り戻してくれます。
ライムは、私たちの内側にある安心感や保護、私は安全であるといった感覚を育てるのです。
不安な時、私には守ってくれる人などいない、帰る場所などないといった、安心感、
守られているという感覚が揺らいだと時にはライムを使用してください。
新たな環境や、不慣れな場所、疎外感や孤独を感じる時にも、
このライムのエッセンスはあなたを助けてくれます。
マンボヤフラワーエッセンス ディレクター
ディルク・アルブロット