2009年6月25日、マイケル・ジャクソン突然の訃報は、衝撃と悲しみをもって
世界を駆け巡り、未だにその存在は人々の心に大きく残り、
多くのファンを魅了し続けている。
そしてマイケル亡き後に始まった、
必然的にミルカのセミナーに参加した松川サリーによるスピリチュアル体験と、
ミルカ・パヴェルコヴァのチャネリング。彼が今一番伝えたい事とは・・・。
自分自身の使命について考えることを忘れないでください。
「誰か」や「何か」を盲目的に崇拝することのないように、
自分と神、あるいは私たちが進み続ける先にある光を信じるようにしましょう。
愛と共感の心だけが、私たちを救う力を持つのです――これが僕からのメッセージです。
松川サリー
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マイケル・ジャクソン そのスピ的考察⑤
.<ミルカさんとの交信によるマイケルメッセージに思うこと>
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今回、ミルカさんが、そのコンタクトによって得たマイケルのエネルギーは、私たちに、多くのことを伝えてくれています。
まず、マイケルは、ファンをはじめ、この地球の全ての人々に、感謝の気持ちを伝えています。
そして、ずっと私たちのそばにいてくれているという、ファンにとっては、まこと嬉しいメッセージです。
そして、自身の生い立ちに伴う、才能とショービジネスの世界での成功、そこから生み出されたもの、それを狙う者たち、などについて語り始めます。
『僕の人生、僕のプライベートは他人にコントロールされていましたが、・・・』
これは、アメリカのショービジネスに幼い頃から関わっているスターたちの苦悩を代弁しているとも言えましょう。かつての子役スターたちが、こぞって当時のことを否定的に語ったりしているのを見るなら、マイケルのこの言葉が重たくのしかかってきます。なかには、現実に生活を乱してしまった、という結末を引き起こしてしまう人がいることは、周知の事実です。
それゆえマイケルは、生前、子役スターだったハリウッドスターたちに、強い関心を寄せ、手を差し延べるという気持ちに駆り立てられていたのでしょう。
そして、
『・・・彼らにも僕の魂まであやつることはできませんでした』
と、マイケルは続けています。
その通りです。
さらに、マイケルは、メディアによる無謀な報道と好奇の目、その低俗で卑しい精神に軸を置いて流されてきた噂の数々を、きっぱりと否定し、正しく、真実だけを理解してほしいと、今以て願っています。これは、彼のなかで、最も比重の高い無念、なのかもしれません。
ファンの方々は、噂が噂でしかないことは分かりきったことではないか、と言われるかもしれませんが、一般的に、ごく普通の情報しか知り得ない人たちは、テレビや雑誌で知った、情報とも言えない情報、噂の域を出ないニュースを、断片的に耳にし、目にしているだけなのです。ですから、いまだに、マイケル・ジャクソンを犯罪者だと思っている人もいるようですし、或いは、マイケルを好きではない人からすれば、そうした悪い噂のほうを真実だと思いたいという欲求も働くでしょう。
『憎悪とある種のやっかみ』
これは、あらゆる世界にはびこるネガティブエネルギーです。
人と人とを分離させ、不安を掻き立てていきます。
或いは、嫉妬という負のエネルギーを生きがいにしている、という人もいるでしょう。
正当な指摘はあってしかるべきですが、やっかみからくる負の連鎖は、何も生み出さないどころか、光へと通じる道を塞いでしまうのです。
マイケルは、いつも、そのような想念の渦巻くなかにいたのです。
でも、彼の愛と光は、いつも変わりませんでした。
そのことが良く働くこともあれば、そうでないこともありました。
『僕がすべてを経験してきたのは、世の人々に成功と幸福の頂点、それに破滅をその目で見てもらうためでした』
厳しい表現です。
マイケルは、その身をもって、魂の真実を伝えようとしていました。
その生と死、成功と破滅、そして、復活。
彼の人生を通して、また、その死という悲報に触れたとき、様々な人々が、様々な場所で、様々な人生の途上で、何らかの確信を得て、それまでバラバラに機能していた自分のなかのスピリチュアルが、シンクロナイズされるのを感じたのではないでしょうか。
もちろん、それも自分で気付かなければいけません。自分の意図と意志が、認識力を高め、その奇跡を見せてくれたはずです。
天使はここにいる―これは、私が体感し、霊感を得た、シンクロニシティです。
「Will You Be There」の映像をはじめて見たとき、私のそれまでの疑いの全てに答えがもたらされ、そして、自分の選択が間違っていなかったことを証明してくれたのです。
おそらく、皆様にも、マイケルを通じた、何かしらのスピリチュアル体験があることでしょう。
過去にも、そして、これからも。
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