シュンガイトの起源と言う問題でも科学者が意見の一致に達していません。シュンガイトの起源はその特徴または組成について同じく神秘的です。
普通の炭素の鉱物は植物または動物、有機物質から出来ています。たとえば黒炭は昔の石炭紀原生林（古生代）の名残です。しかし、シュンガイトの年数は20億年と推定されます。その時はまだ地球に動物と植物の生命が存在せず、有機体生命には一番簡単な形態しかありませんでした。そのためシュンガイトの鉱物の起源について様々な仮説や推定が考案されました。
最初の推定は先史時代の海の湾に、当時すでに微生物が密集して生きていました。その死骸を含めていた海洋堆積物がひいてはシュンガイトの基礎材料となりました。
次の仮説は、昔に行われていた激しい火山活動、地殻変動とシュンガイトの起源を関連させます。多くの科学者はシュンガイトの起源は太陽のフレアの結果だという意見を推進しています。彼らによると約20億年前（いわゆる太陽の第五大フレア）に行われた巨大な太陽物質のフレアが地球の大気や地殻に大規模な電流を引き起こしたことによって炭化水素ガスの重合の条件が創出されました。
また別の一番面白い見解はシュンガイトの地球外、宇宙の起源を示唆しています。
この仮説の提唱者によると巨大な惑星あるいは、かつては有機生命体が存在していた滅んだ惑星の衝突の結果、シュンガイトの鉱床ができたというものです。
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日本語訳：スピリチュアル・ルネサンス編集室