マイナスイオン
マイナスイオンは、嵐や夕立後の自然界、洞窟の中や山の頂き、森林、海辺、滝のそばなどに多く存在しています。その濃度が極めて高い場所は、気候学的にも保養地として利用されています。マイナスイオンは人体の重要なエネルギー源であり、免疫システムを支え、精神的な安楽をもたらします。マイナスイオンがあれば、私たちは気分よく、リフレッシュすることができ、呼吸も楽になります。その結果明るい気持ちになり、よく眠ることができるのです。
高濃度のマイナスイオンは呼吸器の粘膜に良い効果があり、肺の自浄能力を高めるため、とりわけアレルギー患者は数時間摂取しただけで、症状が大幅に軽減されることが分かっています。肺を通ったマイナスイオンは血流に乗り、体内の様々なはたらきに作用します。血液のアルカリ度を高めることで血をきれいにしたり、傷ややけどの回復を早めたり、目の遠近調節機能を上げたり、免疫を強化したりします。また血圧を下げ、内分泌腺を刺激し、細胞の再生を早め、新陳代謝をアップし、フリーラジカル(遊離基)から人体を守り、「幸せ物質」と呼ばれるセロトニンや神経伝達物質の量を調整することで、満足感と精神の安定をもたらし、集中力を高め、眠りの質を向上させ、記憶力その他の脳の機能を総合的にアップさせる、といった効果があります。
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自然界では、大気中のイオン濃度は温度や気圧、湿度だけでなく、風速や風向き、スモッグ、雨、太陽の活動によっても変わります。文明的要素の中では大気汚染(エアゾール、放射能物質)がイオン濃度に最も影響を与えます。
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大気中のマイナスイオンの濃度が高い環境では、バクテリアが死滅する、さらにさほど濃度が高くなくとも、バクテリアの繁殖を遅らせる効果があることが、実験で証明されています。そのため、手術の傷跡の回復を早めたり、皮膚疾患や火傷を治したりする効果があるのです。また上気道の疾患、血流異常、初期の高血圧、皮膚の傷や疾患、免疫力アップにも効力があり、さらには植物の生育を促進するはたらきもあります。
森の中では、マイナスイオンの濃度は1立方センチメートルあたり1,000~2,000個にのぼるのに対し、市街地では100~200個しか存在しません。
濃度は1立方センチメートルあたりのイオン数が少なくとも1,000~1,500あるのが理想ですが、精神に高い負荷がかかるような作業をする環境では、2,000~2,500の高い濃度が必要です。
緑の多い場所、森、あるいは岩塩洞窟へ頻繁に行くチャンスがないとしても、いかにしてマイナスイオンをなるべく多く引き寄せられるか知りたいかもしれませんね。なぜなら、森のど真ん中、丸太小屋になかなか引っ越すことなど出来ません!^^
今日では例えば、色んな形状と用途(置物、指輪、ブレスレットなど)を持つ、樹脂、金属の削りくず、石英やその他の結晶から作られる、いわゆるオルゴナイトがよく知られています。
オルゴナイト(オルゴンとも)の効果についてはインターネットでも多くの研究を検索することができますが、実際にオルゴナイトを購入し、自宅で使っている人のレビューも少なくありません。それによると、森の中にいるような気分になるそうです。健康に好影響を及ぼし、睡眠の質が向上し、エネルギーが増え、ポジティブな思考、喜び、幸福感、熱意、笑顔を与え・・・そして植物やペットにも良い効果を与えているなどの声をよく聞きます。
*続く*
日本語訳:セルフ・ルネサンス編集室
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画像引用:http://www.tanveernaseer.com