なぜ男性たちが自分の“男らしさ”を失ったのか？
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なぜ男性たちが自分の“男らしさ”を失ったのか？
男性が、自分のパートナーである女性と数年付き合ったのちに、コミュニケーションの問題などで分かり合えず、別れてしまうのは何故でしょうか？付き合い始めた頃は大きな愛があったはずなのに、なぜ多くのパートナー関係が崩れ去ったのでしょうか？この疑問に対して、男性である私は、男性としての観点から話してみましょう。
太古の狩猟生活を営んでいた頃の人類は、女性たちが男の子を一定の年齢まで育てた後、男性たちが狩猟や戦い、そしてそれに必要な勇気を教えるのが普通でした。それは、意図的な子育てとしてでは無いのですが、父親が、男性らしさや勇気を息子たちに常に見せる事ができました。家庭の基本的なニーズ－狩猟とは、父親が狩った動物を家に持ち帰り、それが家族の食料となります。例えば、鹿を狩るなど、その功績は歴然です！けれども、現代では大型スーパーマーケットで買い物するため、父親としての男性らしさの良い見本にはならず、単にプロセスの一部です。しかも、そのスーパーには、主に女性たちが買い物に行っています。
私たちの社会は基本的に家長制度ですが、実は、家族で女性の方が特にリーダーの役目を持っています。多くの場合は家庭に関すること、もちろん子育ても含み女性の方が決定します。男の子は男性の大した影響も無いまま育てられています。その状況では男性らしさや勇敢さの意味するものが何か分からず、女性の影響方を多く受けます。そうなると大きくなってから、自分の将来的なパートナーである女性に、必要な安全や保護の感覚を与えられないのは当然です。それは問題です！パートナーシップに締結する男性が、女性をパートナーとして扱うことはできません。本格的な男として行動することを誰にも教わらなかったからです。それが出来るようになるのには、充分な勇気、決意と自律性が必要です。彼らはそれをどのように身につければ良いのかまったく分からないまま、女性と交際し、遅かれ早かれ母親に対して、思春期と同じような態度を取り始めます。つまり、女性を母親のように否定し、それはある意味では成熟への段階とも言える行動に自然になってしまいます。そして、男性は自分の中で“本当の男”を求め始めます。その結果は、みなさん想像できるでしょう！あなた方の多くが経験しているはずです。
男女のパートナーシップは最初から対等でなければなりません。その為には、男女共、充分な成熟度と独立性が必要です。自分の実家での役割をそのままパートナーに求めるのは良くありません（あなたが料理や子供の世話をし、私はお金を稼ぐ、など）私は、自分のパートナー関係が、健康で強固なものにしたい場合、自分が好きな事をやるのを楽しむのが重要であり、それによってパートナーにも良い刺激を与えることが望ましいと思います。そして、私は母親の方々にアピールします。あなた方の夫が、息子たちの教育のパートナーであることを！夫に男性としての“異なる世界”を伝えられる機会を設けてあげてください。
パヴェル・シュワルツ
日本語訳：スピリチュアル・ルネサンス編集室